私がブログを住み替えた理由

新しいものに触れる高揚感

ブログを新しくしてから、まだ投稿のしかたもおぼつかないのですが、まずはPCからの投稿に慣れて、そのあとスマホで文章をある程度打てるようになればいいなと思っています。

発信元が変わることで、今まで出会えなかった方に気付いてもらえたらいいな。新しいコミュニケーションが生まれたらいいな。自分がはてなにアカウントを持ったことで、もともと気に入って購読していたブログをさっそく読者登録したところ、わ♪ブログが更新されたらお知らせが来た♪とすでに幸せモードに。

Instagram

父に似た男性

さてと。さっそくインスタから写真貼りつけてみました!

この週末、父の法事で出かけていました。年度末の忙しい時なのに、お父さんたら意地悪だなあ・・・なんてお空に向かって渋い顔をしたけど、すごい勢いで支度をしていざ出発してしまうと、「やらなければいけないあれやこれや」に手をつけたくてもつけられないという強制的なお休みをいただくことになるのねえ。と納得。そしていい意味であきらめがついてほっとしました。そうだ、時間ってこんなふうに流れていたなあ。疲れ椅子を三つ使って爆睡している男性や、親子でお菓子をほおばりながら会話する外国人の楽し気な様子、そんな雰囲気を肌で感じながら外の景色を撮影しました。

札幌といえばパウダースノー。そう思い込んでいたけれど、いざ到着してみたらもう春めいてきたのかかなり雪が溶けてきていて、雪の残る歩道を歩いているとすぐに水たまりに出くわすので、会話もほどほどにして転ばないように、滑らないように、水たまりに「ぼっちゃん」しないように気を付けて歩いているだけで疲れました。ふう。こんな気候の中で当たり前のように過ごしている地元の人はホント力強いね。

父の法事のあとに立ち寄りました

Instagram

ん。インスタからの写真貼りつけはOKだね(テレビ塔の写真が切れているのは、インスタ投稿の時点でミスってるだけ笑)。

ほんのちょっとの観光の間に話をした男性の雰囲気が、亡くなった父に似ていて楽しくなってしまいました。私のこのあとの予定(何時ごろの飛行機に乗るのか)を聞いてくるのでなんだろうと思ったら、「あそこに行くといい、あそこはわざわざ行かなくてもいいだろう、それよりもこっちにあれがあるから時間も潰せていいだろう・・・」私の希望も聞かずに細かな観光スケジュールを立てて満足げにうなづいていました。とてもこの地域に詳しいからこそ、親切に観光プランを提案してくれたのだけど、一方的すぎて私にとってありがたいのか何なのかよくわからないまま別れましたが、ああ、この感じは父とのやり取りにとっても似ているなあと、話している最中からおかしくて仕方がありませんでした。父を思い出しにやってきて、父に雰囲気の似たキュートな人に出会うって、なかなかいい旅だね。

ぽかんとした空白

この旅の間にぽかんと時間ができたおかげで、頭に空白が生まれました。毎日分刻みのスケジュールの中では完全に「見ないように」していた事柄、合理的に進めるためにスルーしていた事柄をじーーっと見つめることになりました。昨年の後半から自分の中で始まった『何も目指さない(今あることを受け止める)』というテーマがますます勢いづいていて、日常生活の中での『頑張り』が日に日に効かなくなってきています。

『頑張れば』きっとできる事柄なのだけど、そしてそれができない(と周囲から思われる)自分をかつては受け入れられないからこそ『頑張って』いたのだけど、そこに対する執着がなくなってしまった今は、

できる自分を知ったからこそ、安心して『やらない選択をする自分』を受け入れられる

ようになったというか、なってしまったというか。

たくさんカラフルなキャンディを持っていて、その一つ一つを周囲に見せては「そのキャンディももってるんだいいなあ」「えー、それも持ってたの、すごいね」「いつでもそのキャンディわけてくれるんだありがとう」って周りから評価をもらうことで自分の持ち物(キャンディ)を確認していた自分に変化が起きてどうなったかというと、キャンディを持っていてそれがとってもカラフルで素敵だと自分でわかっているから『人に見せても見せなくてもいい』というところに今はいるようです。

当然「あの人はあのキャンディ持っているのに見せてくれない」とか「あの人、キャンディをいっぱい持っているフリしてるだけなのよ」「キャンディたくさん持っているなら私たちに分けてくれてもいいのに」という人も出てくるのですけど、自分が持っているキャンディに満足しているという軸があると、周囲の声は不安ではなくなるんだね。そして当然だけど、「ふーんだ、そんなこと言うみんなにはどんなに余ってても絶対キャンディあげないからね!」なんて気持ちも全く湧いてきません。

父は自分が持っているキャンディをとっても愛していたし、自分の喜びが周囲にも絶対伝わると疑わなかった人だったんだろうなあ。いろんなキャンディを渡されて、中には驚いたものもあったけど、満足な顔をしている父を見て、自分は幸せを分けてもらったなあって気持ちになったのを思い出しました。

そういうのっていいなあという思いと、私の頭の空白に響いた声が合わさって、『ブログを新しくする』という流れになったのでした。うわ、ここまで長かったね(笑)

アメブロはもう6年近く続けていて、その間集客に悩んで自分を変えようとしたり周囲のセラピストと比べて焦ったり、ひたすら悩んで迷ってもがいて正解はどれだろう、そうやったらうまくいくんだろう何かやり方が間違っているんだろうかって唸ってきた集大成なんだよね。仕事以外の時間にも常に模索しまくって勉強しまくって考えて、ときどき「あー、こうやっている時間も仕事のうちだとしたら、私はいったい時給いくらになっちゃうんだろう」って悲しくなって。すっかりその思いから離れてしまった今は、ブログを新しくするのが一番合っているだろうなと思ったのです。

アロマやクレイを知って使うほど、自分の体や心と向き合う視点を加えることでよい循環が生まれるのだという結論につながる。人に触れるほど、その人が何を見たくないのかがわかるし、少しずつ開いていくとか逆に閉じていくのがわかる(具体的に言葉にできないことが多いけどね)。何を感じている?何を見ている?それをクリアにするためのツールとして私はいるのかもしれないな。私という「もの」としてね。

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