ゴールデンウイーク・・・5月に入ったのか!
気がつけば世の中はすっかりゴールデンウイークに。Facebookのタイムラインにも、美しい景色や美味しい食べ物の写真が並んでとってもカラフルです。全くそんな意識がなかった私には、突然現れた連休のおかげで、通勤の電車が空いていてラッキー🎵くらいのもので、むしろいつもより働く時間が長かったりします。今日もフットケアサロンへ。
4月が終わったということは、今年のうち三分の一が終わったということなのかあ。ふと思いました。毎年毎年目標を立てて希望を持って一年をスタートさせてきましたが、今年はあえて何も持たず、何も欲さず過ごしています。こうして生活してみると、それまでいかに「力んで」生きていたのかがわかります。いい悪い、できたできない、正義や悪、敵や味方。そういう陰陽のある事柄について、これはどっちなのか、自分はどっちなんだ、何が正解なんだ・・・みたいなことを、狭い視界で必死に考えていたようです。
そこから抜け出した大きなきっかけは、昨年ドイツに行ったこと。フットケアの本場での実習や病院訪問がメインではあったけど、わざわざ子どもや猫を(6匹もいるのでね!)置いて行くほどのことではない、とそれまでの私なら即諦めていたものを思い切って実行に移したことで驚くような経験をしました。
普段なら、働いていても休んでいても(きっと寝ている間も)考え事をして、家族や仕事について先回りをしていかに合理的に無駄なく進めていくかを組み立てているものが、さすがに海外まてでてしまうといくら思いついたところで意味がない。強制的にそういったスイッチをオフにさせられたことで、私個人の楽しみや喜び、欲しいものは頑張りや努力とは全く関係のない、とってもとってもシンプルなのだということを、知識が考えとしてではなく「身をもって経験した」のでした。
自転車の乗り方で言えば、近くをみて運転するほどバランスは悪くなるし、急に交差点やら歩行者やらが飛び出してきて気が気でない。
けれどふと視線を先に持っていけば、走りが安定して情報を落ち着いて取り入れることができる。さらに言うなら、おおよその目的地の方角がわかっていれば、多少の寄り道だって楽しめるし、どこの交差点をどっちに曲がって進んでも、いずれは目的地にたどり着ける。やっと自転車に安心して乗れるようになってきた!そんな感じがしています。
子どもから学ぶこと
そんな中、新鮮な笑いと楽しさを感じているのが「子どもを対象にしたアロマ体験」です。
縁あって、4歳~12歳くらいまでの子達とアロマを通して遊んで(遊んでもらって)います。私も含めた大人が「精油の働きや値段など様々な要素と戦いながら実践」するのに対して、彼らは一発で「くさいからやだ」と言い切ります(笑)その感覚がいまの私には最も必要なもの。そうだよねえ、そりゃこんな匂い嗅がされたか驚くわ!精油が自然のものでありながらも、自然界にフツーにある形ではないということをあらためて感じています。
その割に、さあ選んでと任せると、迷いなく「これ!」と決めてくる。さすが!
慣れた手つきで石けんの型を抜く姿のなんと頼もしいことよ。本日20名を越えるたくさんの方にご参加いただきました!ありがとうございました!