日々の身体の使い方や捉え方、心の状態によって、私たちの姿勢は作られています。気をつけているときはぴっと美しく背筋をのばせても、ふと気づけば背中は丸まり肩を前に寄せている。お尻を突き出して内股歩き。ありゃりゃ忘れてたぞとまた気をつけて姿勢に意識をもっていく。気を抜いたときの自分の姿がふとガラスに映ったのを見て、残念に思った経験がある人は多いはずです。
だってね仕方ないの。肩がこってるから、腰が痛いから、年を重ねたらみんなこんなもんだから。
あなたの身体がどうしてこの形になったのか、考えたことはありますか?
「仕事がデスクワーク中心だからかな」
「子どもを毎日おんぶするからかな」
「運動不足だからかな」
「寝不足だからかな」
「年のせいであちこち衰えてきたせいかな」
心の状態も姿勢に表れるよ。
「じゃあ、忙しくて休む暇がとれないからかな」
そうだね、そうかもしれないね。それらってつまり、大きくまとめて言うならば、
『体と心に長いこと負担をかけてきた』
『体と心にしんどいことを続けてきた』
ってことじゃないかな?あなたはそうあってほしくなかったけど、ちょっと無理して頑張らざるをえなかった。もしそうだとしたら、それらを解決するためのざーっくりとした方向って、
『体と心の負担を除いてあげる』
『体と心が喜ぶことを与えてあげる』
ってことになるよね。
そこでタイトルの「快」の刺激。安全な環境で、安心感のある優しい施術。撫でる、触れるを中心にしたストレスのない手技。香りで脳を直接刺激して、リラックスするための働きかけをすることもできる。
心地よさや充足感が得られると、人の副交感神経が働きます。体幹に偏った血が、血管が広がることで手先足先の末端まで行き渡るようになる。内臓の動きが活性化する、幸福感が増してくる。痛みや辛さの感覚が和らいでいきます。緊張した筋肉は自然と緩み、そこに新鮮な酸素と栄養が行き渡る代わりに不要物が排出されていきます。無意識のうちにあった筋肉の緊張がとれていくにつれて、体を構成する腔が整い、若かったあの頃の立体的な体つきに戻っていきます。
そう、最高に心地よい環境に身を置いてひたすら体が喜ぶようにすれば、あなたの身体は本来の姿を思い出すし、自然にそこに向かって回復していくのです。
こいつはよーく心得てる(。・ω・。)