自分をひたすら思いやること。精油のブレンドについて思うこと

出張アロマテラピー教室

呼ばれれば全国どこへでも!本日も出張アロマ教室してきました。「みんな好きにやればいいじゃん♪基本は教えるよ」から、「あ、私の助言があったほうがいいんだ」に気付いてから依頼が増えてきました。

かつて、資格取得のための講座講師をしていた時期にずっと腑に落ちなかったのは、システムから外れた考えを「間違い」とする教え方になりかねないなあという部分があったこと。最終的に試験をして、その答えに対してマルやバツが付く。それってその資格でだけ通用するルールみたいなものと、本当に守らなきゃいけない安全のための重要事項とが混ざっていて、さらに私個人の思いから外れる部分もあったりして。自分が思ってもいない事柄を教えなくてはいけないことが辛いと感じて離れてしまったけれども、一度ルールとして自分の落とし込んだものを、その後の経験や考察から自分のものに熟成させていく、そういうベースとして捉えるのであればいいのではないかな。実際にそうやってここまで来た自分のことを考えると、講師の教え方伝え方によるのかなあというように、考え方も変わってきました。細く長くですがアロマ歴はもう14年を超えています。精油をつまようじの先につけて紅茶に香りをつけて飲む・・・みたいなこともかつては書いてあったような。今は見なくなりましたけどね。

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精油のブレンドは自分を思いやることと同じ

精油のブレンドって本当に面白いなあと思うのが、今日のように一つのテーマで各々が作ったブレンドを嗅ぎ比べするときです。大人なので(笑)精油のもつ働きのことやせっかくだからウチにない精油を使おうかとか、とにかくいろんな思いと考えを経てたどり着くわけですけど、あなたのもすてきね、あらこちらもすてきねと、素晴らしいものがどんどこ出来上がる。私が想像もしない組み合わせで驚くような香りを仕上げてくる方もいたり、同じ精油をブレンドしても印象の違う仕上がりになったり、なかなか自分一人ではこんなバリエーションは作れないなあという発見が必ずあります。

精油を選ぶとき、それらをブレンドするときにやっていることというのは、「自分を思いやって、一番喜ばせる方法を考える」ってことなんですよ。別にかっこいい香りに仕上げなくちゃいけないなんてことはないし、オリジナリティのある唯一の香りを作ってなんてプレッシャーもないし。この中から、より自分にあった精油を、そして自分が気に入った香りになるようにイメージして精油を混ぜていく。そのことに純粋に取り組むことができると、結果としてその人らしいブレンドができあがるんだなあと思います。そういう香りを嗅いだら心地よい気分になるのは当然のこと。

私なんてどうしても頭でっかちであれやこれや考えて作ってしまうので、こういう講座で出会ったブレンドに感心して、本気でメモして持ち帰ることもあります(笑)ほんとみなさん素晴らしいわ。

私の先生にあたる方が「精油をブレンドする順番だって大事なのよ。だって二つの精油を混ぜたらひとつの新しい香りが生まれるわけだから。精油精油が混在するんじゃなくて、新しいひとつの香りになるんだからね。」と言っていました。大雑把な私は、精油をブレンドする順番まで気を遣うことは少ないけど、言葉の意味は分かる。現に大勢の方がそれぞれにブレンドした香りの印象の違いは、精油の滴数だけではないなあと感じることがあるから。

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からだに表れるものはその人の心を映し出す。そして心の表れは魂の求めるものを映しています。 自然がそのまま美しいように、身体もそのままで心地よい・美しい。 身体の環境を整える、身体を壊さず流れを作る施術、痛みのない施術を目指しています。

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