春になると、ぽろんぽろんと講師依頼がやってきます。私の場合は公立や私立の小中学校へ出向いて保護者の皆さんに対してお話することが多いのですが、今日は今年度最初の学校へ行ってきました。
アロマ講座にお呼ばれ。ぺらぺら話に夢中になって、開催中の写真を取り忘れた・・・。 #アロマテラピー #アロマ講座
精油の効果効能を知りたい、使いこなしたい。そう考える人はとても多いと感じます。精油研究については今も日々進化しているところで、1900年代(こう書くとどえらい昔のように感じますねえ(;´Д`))に発行されたアロマテラピー関連の本と現在とでは違った解釈がされている部分も少なくありません。成分や特性についての研究が進むとアロマテラピーはこの先どこに向かっていくんだろうなーなんてことをときどき考えます。
「○○の精油って、△△△にいいらしい」という噂・・・のようなものには科学的な根拠があります(全部にはあてはまらないけれど)。ひとつの精油に含まれる香りのうち、どの芳香成分による働きなのかというのを調べられるわけです。この精油はこれこれこういう成分がこれだけ入っている。だからこんな働きがあるよ、こんな使い方が考えられるよ・・・ということをベースにして、他の精油とのブレンドについて考えていきます。同じような働きを持つ精油をいくつか合わせることでバランスをとり相乗効果を期待するとか、メインの精油の働きを補佐する役割で精油を足していくとか、考え方としてはいろんなバリエーションがでてきますね。
私自身、たまたま学んだ学校が精油の成分・働きについてがっちり学ぶところだったこともあって、この「精油の成分」の呪縛にしばらくとらわれつづけていました。
「この成分が入っているのだからブレンドには絶対に加えないと」
「この精油は成分的には関係ないからたいして入れなくていいや」
この考え方って、間違いではないのだけど、これがアロマのすべてではない。これに気付くまでちょっと時間がかかりました。
長くなってきましたので次の記事へ。