足の爪(特に親指)が巻いてくる、食い込みを感じるようになる原因は、生活環境や靴選び、体の使い方などいろーんな事が重なっているようです。私が仕事で使っている爪きりニッパーが欲しいという話がときどきありますが、これは相手の爪を切りやすいようにできているし、やはりプロ仕様なのでごめんなさいとお断りするしかありません。
じゃあどんなものを使えばいいんだ、という質問に対して参考になるかもと思い、ウチで使っている爪きりを紹介しますね。
スクエアカットがよいと一度は聞いたことがあると思います。トウモロコシの粒のような形に爪をカット、角の部分は引っかかりを防ぐためにヤスリで整えます。
だけど、一般的な爪きりは刃の幅が狭く曲線にカーブしているために、スクエアに切りたい爪の「角」にあたる部分を丸く切り落とすようにしないと刃が入っていきにくい。この、角を極端に切りすぎることは、爪の巻きをきつくする原因になります。うーん 。
で!この画像をみてください。刃が平らで斜めについているでしょう。これが足の爪のセルフカットにぴったりだと思います。
あ、右利き用ですね・・・。爪を掴んでから握りやすい形なのがわかると思います。これで爪をカット、ファイリング(ヤスリがけ)してひっかかりのないように整えます。
これを買ったのは、ミュンヘン観光中のヘンケルスでした。閉店前に駆け込んで、足の爪切りに使いやすいのはあるか(できたらリーズナブルなもの)とカタコトの英語で店員さんと会話して決めました。支払いのときに、小銭が・・・と打ち明けたら「小銭で支払うの歓迎するよ!」といーちにーいって数えながら財布を軽くさせてもらった記憶が。
なにせ初めての海外で支払いのときにもたつきまくっていたので、たいていの買い物はお札で支払っていたのです(後に続くドイツ人の「早くしろよー」って視線に耐えられなかった)。ありがとうヘンケルス!