座位で背中のクレイエンヴェロップメントは時間をとらずにできる

朝起きてくると「体が痛い。全部痛い。」。仕事が忙しい時期になると、夫からよく聞く言葉です。大きなものや重いものを持ちあげたり運ぶことが多いので、頑張っているその時は気づかないようなのですが、数日経つとその反動が体に出てくるようで。

無理しないでねーと一応声はかけますが、無理していると本人も気づいていないわけだし、そういう仕事だしね(;´∀`)おつかれさま・・・。

クレイのパックを勧めましたが、時間がないと返事が返ってきました。確かにパックはふき取りまで含めると短くても30分はほしいところです。その間動けないのはちょっと嫌だということだったので、座位で背中(首の背面から肩甲骨周辺にかけて)のクレイエンヴェロップメントを試すことにしました。

背中を見ると、首から肩にかけて盛り上がるように張っています。そして肩甲骨まわりはかなり硬い。

いつもよりもゆるく作ったペーストを温めて、こんな感じで広げていきました。『クレイ体験と体をゆるめる交流会』にご参加いただいた方は知っていると思いますが、優しく背中や肩をさすって、クレイをなじませながら手を動かします。ペーストの温度が下がってくると急に寒さを感じるので、2分ほどでエンヴェロップメントを終わりにしてふき取りました。

初めて座位で背中のエンヴェロップメントをしましたが、ふき取りの準備を前もってしっかりとしておけばかなり良いのではないかと思いました。短時間クレイに触れていただけですが、ふき取り後の首や肩周りの盛り上がりは減ってラインがキレイにでていましたし、肩甲骨周りの筋肉の張りも取れてしなやかさが戻っていました。

本人に感想を聞いてみると、「やる前となんにも変わらない」という話でした。もともとこういうスタンスの人なので、ふうんと返事して終えていましたが、数日後の昨夜「あれ(クレイ)のせいで会社に遅刻するところだったんだよ!」と話しかけてきたのでどういうことか詳しく聞いてみると、エンヴェロップメント後すごく眠くなりしばらくこたつで眠ってしまったのだそう。すぐに支度をして出かけるつもりだったのにと。クレイの種類を変えて行うか、朝ではなく夜にすればいいかな。そんな会話をしました。

それともうひとつ。今回あまり考えずに素手でエンヴェロップメントを行いましたが、自分以外の人に触れたクレイ、あるいは自分以外の人へ使うクレイには素手で触らない方法をとらないといけませんね。今回のケースではディスポ―サブルグローブ(使い捨てタイプのポリ手袋)を使わないと。

<座位での背中エンヴェロップメント>

50グラムのクレイを使い、ゆるめのペーストを作り温めて使用

目的

・首から肩・背中にかけての疲れの緩和

利点

・時間を取らずに行うことができる(開始からふき取りまで5~7分)

・エンヴェロップメント中でもデスクワーク等手作業が可能

注意点

・寒さを感じやすい

・ふき取りの準備をあらかじめしておく(時間短縮のためと、意外と大仕事なので)

・自分で自分に行うことはできない(やってもいいけどたぶんクレイまみれになります)

・ディスポ―サブルグローブを使って行うこと

・施術後のぼせ感やだるさを感じやすい部位なので、お休み前がおすすめ

可能性としては、背中へのパックや湿布の一般的な方法(うつ伏せに寝てもらい、背中へクレイをのせてしばらく置く)がとれないケース、例えば

腰が痛いなどの理由で長くうつ伏せになれない

高齢の方でとれる姿勢に限界がある

こんな場合に出番があるかもしれませんね。

きょうはこんな感じでまとめてみました♪これを参考にしていただいてもちろんいいのですが、クレイの選定や使用に関する注意をふまえておこなうようにしてください(*´ω`*)

今月22日に『第2回クレイ体験と体をゆるめる交流会 東京神田』を開催します。UZUMAKIさんが使ってるクレイってどんな感じなのー?と興味のある方はどうぞ一緒にゆるゆるしましょう。

www.reservestock.jp

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