クレイペーストを置くときの厚みは

子どもが中学生くらいになると、コミュニケーションがくっつきたいのか離れたいのかわからない
感じになるんですね。
わざわざ「おいばばあ」と言いながら近づいてきて「夜ごはんのメニューはなんだ?」と乱暴に聞いてくる。鶏の唐揚げ以外の返答だと文句が返ってくる。つまりほぼ文句が返ってくる。
「嫌なら食べなくていいわい!」私はどこの方言なのかわからない言葉づかいでとにかく突っぱねる。こんなやりとりのくり返しです。

あるときは「おいくそばばあ、なにかしてくれえい」とケガした足やら疲れたからだやらを触ってほしがるのですが、いざ始めると「早く終わらないのか」「くすぐったい」「熱い、冷たい」やはりぶーぶー文句ばかり。正直いってムカつきます。

先日息子にクレイケアをしましたが、そのときの画像をみなさんにあらためて見てもらおうとふと思いました。

『クレイペーストを肌にのせるときの厚さってこんな感じ』

というのを知らないせいで、クレイをうまく使えずにいる人がいるかもと頭に浮かんだので。

比較的皮膚の表面への働きかけを目的にする場合でも、クレイのパック時間の目安は15分。
しゃばしゃばと水っぽいクレイペーストを作ってしまうと、肌に厚みをもたせてペーストを塗る(というか置く)ことができず、うすーく表面に広げる程度になってしまう。それではあっという間にクレイが乾燥してしまって、クレイの良さを生かせないどころかお肌に炎症を引き起こす原因にもなってしまうのです。

クレイを塗る(というか置く)ときの厚さのめやすはこれくらい。
最低5ミリ。

時間が経って、そろそろ外そうかなあというのはこれくらい。表面にひびが入ってきてますが、肌と密着している部分はまだうるうる状態。

クレイペーストの表面が多少乾いてきたおかげで、内部の湿気にフタをする形になり、水分が外に逃げにくくなります。
クレイが反応するためにはわずかでも水分が必要。なのでこの『フタをされた状態』で時間をとれるのが理想なのです。

しゃばしゃばクレイペーストだと、どんなに頑張っても厚みが出せないので、ペーストを作るところから見直してみてください(*^-^*)

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