お湯を使って食器を洗うと手が荒れてしまうかたへ

やわらかい心と体を作るナチュラルケア

正月明けから出張爪切り、クレイパックの練習会サポートと外出が続きました。風が･･･風が冷たい！本当に寒くなりましたね。

今回は冬場皆さんはどうしてるかな･･･、食器洗いと手荒れについてです。

毎日台所に立ち洗濯掃除と家事をこなすかたは、ご家族が多いほどその量は増えていくわけで、日々何度も繰り返し手を洗い、手を使って作業をしています。

お仕事によっては、調理に携わるかた、看護師さんなど医療に携わるかた、そして美容師さんのように何度も何度も手を洗浄しなくてはならない職業のかたも抱えているトラブルです。

指先の皮膚がかさついて小さな傷になっている。手全体に皮膚が赤みを帯びて痛痒さがある。なってみるとあらゆる作業で「手」を使いますから、そのたびに痒いなー、引っかかって痛いなー、ガサガサして嫌だなーと感じるのは辛いんですよね。

冬になると空気が乾燥して肌のバリア機能が余計に弱ってしまうので、寒いからって食器をお湯で洗おうものなら一発でひどい手荒れを起こしてしまう。それが嫌で我慢してお水で食器を洗っていますとか、手袋が欠かせませんなんて言う話はよく聞きます。

どんなクリームをつけたらいいですか？どんな保護をすればいいですか？そんな質問もいただきますが、まず見直してほしいのはこの２点です。

①食器用洗剤の使用をやめる

②お洗濯のときに合成洗剤の使用をやめる

順に説明しますね。

①食器用洗剤の使用をやめる

少量の洗剤で油ぎっとぎとのお皿が何枚も洗えてすごい！ってＣＭを見かけますが、そのお皿を洗っている人の手の油もものすごい勢いで奪われています。お肌の表面は油脂＋水分の天然の保護バリアが張られていますが、食器を洗う度にそのバリアを壊してしまうんです。

繰り返し洗剤を使うことで表皮のバリアが壊れてしまうと、洗剤の成分が肌の奥へ入り込み、さらに刺激を与え、組織を壊していきます。

「そんなに強い洗剤は使っていません。植物由来の原料で作られている洗剤で洗っています」という話も聞きますが、個人的には、植物由来であっても生分解性のある成分であっても、肌刺激の強いものは強いのです。

②お洗濯のときに合成洗剤の使用をやめる

洗濯機で洗浄した後の衣類には、洗剤の成分が残っています。乾いたタオルをバケツの水に浸してぎゅっと絞ってみると、ひどい場合にはバケツの水に泡が立ちます。

お洗濯が終わった衣類を干すとき・取り込むとき・畳むときに、衣類ひとつひとつを手で掴んだり撫でたりしていますね。あの動作で皮膚が傷つき、炎症を起こしてしまいます。

これは私の経験ですが、いわゆる合成洗剤で洗った衣類を素手で干すと、ぬれた衣類を取り出して形を整えて干す作業の間に、濡れて洗浄成分が残ったものを何度も触って肌に摩擦をかけるんですね。肌に洗剤をすり込んでいるようなものです。衣類が乾いたら今度は畳むでしょう。あの作業でもまた擦れます。干して取り込んで畳んでが終わると、手指の皮膚が毛羽立ったような感触があって、そのまま続けると目で見てわかるレベルの手荒れになってしまいました。

①②どちらも「洗剤に触れないでほしい」ということです。

使って当たり前、使わないとキレイにならないんじゃないかと思うかもしれませんが、まずはこの２つの使用を1カ月やめてみて、ご自分の手がどうなるか様子をみてください。

洗剤の代用品としては、私の場合は食器洗いには固形石けん（身体を洗う化粧石けんではなく、ふきん洗い・キッチンソープです）、洗濯だとマグちゃん等を使っています。

ハンドクリームを使ったり、クレイを使ったケアをおすすめすることもできるけれど、まずはこの2点の見直し・改善が優先です。

サロンでは、みなさんの生活スタイルや希望に合わせて、無理なく続けながら改善につながるようアドバイスしています。

念願叶いまして、クレイ鉱山でまさに掘り出されようとする鉱物たちに触れてきました。#クレイテラピー

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《梅ヶ丘クレイパックエステ》

2019年1月15日（火）、29（火）受け付けています。

小田急線梅ヶ丘駅から1分ほどの美容室MOJOさんにて。

詳しくはリンク先をどうぞ。

uzumakiaroma.hatenablog.com