ああ、（自分も含めて）みんな余裕がないのかなあと感じることが多いこの頃でした。電車で席を譲る側も譲られる側もちょっとキレ気味。嫌々「どうぞ」と言い、仕方ないんだよというニュアンスで「ありがとう」を絞り出すような場に遭遇したり。相手に寄り添うように気持ちを向けることを、面倒だと感じてしまうような空気が充満していたように思います。
受験シーズンだったり、インフルエンザが流行って仕事がいつものようにいかなかったり、そんな感じだったのかな。気がついたら私も勝手に消耗してしまっていて、やたらとぐーぐー眠っておりました。
それにしても寒くなりましたね。我が家の猫たちもこのとおりです。
ストーブのあたたかさを全身で感じています。#ねこ部 #あったかい #ストーブ #うしろ姿
久々にあった人に対して、以前と雰囲気が変わったなあと感じることってありますよね。テレビで久々に見た芸能人を見て「あらー、この人年取ったわねえ」なんて、すっかりおばちゃん化してるので画面に向かってぶつぶつ言ったりしますけど、自分では気づいていなくても季節がやってくる毎に身体と内面とは様子を変えていきます。
子どもの頃、折り紙をした記憶ってありますか？小さなお子さんがいるお宅なら、お子さんと一緒に折り紙してますよーなんてかたもいるでしょうね。私も子どもが小さかった頃は、アンパンマンの顔の形に折る手順を暗記してましたね。アンパンマンを折るのってけっこう複雑なんですよ、ほっぺのところを立体的に折るんです、あんなにシンプルな顔なのに大変笑
折り紙って、折りながら出来上がりに近づいているのがわかるものもあれば、鶴のように「おいおいこんな形になってホントに鶴になるのかい」みたいな経過のものもあるし、中にはひたすら折り目だけをつけまくったあとにその折り目をつかってがばっと立体に起こして完成形になるものもあります。
メダルを作るときとやっこさんを作るときは途中まで一緒だしね。
ひとつひとつ折り目が増えていく。途中、「この先どんな形になるんだろう」とか「いますごく変な形だけど大丈夫なの？」とか「折り目ばっかり増えてて紙がくしゃくしゃになっていくよー」とか不安に感じることもあるんだけど、あるときどどどーっと完成形が見えてくると、今までせっせと作ってきた折り目すべてに意味があったことに納得できます。
ぎすぎすしている自分も、あー老けちゃったなあという自分もひとつの折り目。ネガティブに見えるかもしれないけど、折り紙の完成形に向かっていく途中だと思ってその折り目に大切に目を向けてあげたいなあと思います。
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