※花見とかなんとかのんびりとブログを書きすぎて、話題が古くなってしまいましたが更新します|дﾟ)
3月から4月にかけての時期って、花粉症の流行や、異動や進学・就職といった「新しいことへ向けるエネルギー」で溢れていますね。冬を終えたサインでもある新芽や小さな花のほころび。街も植物も人も、ぶわーっと起き上がってくるような勢いを感じます。
それにつられるのでしょうね。私はと言えば上半身がぽーっと熱くなり、のぼせたようになっています。
一方で身体はバランスをとるために「おちつけーおちつけー」とペースを落とそうと、熱を下げようとしてくるんですよね。三寒四温、本当に気候と連動して行ったり来たりしながら、来る季節へ向けて身体を整えています。
桜がキレイなあそこに行きたいな、この時期はこんなおいしいものが食べたいな、あの人に会いたいな、素敵な音楽が聴きたいな。自分の未来の感動に期待する気持ちのことを好奇心というならば、これって私たちの生きる力に変える燃料のようなものと言えます。
施術の感想をいただく中で、「ちょっと寄り道して帰ってみました」「〇〇を始めようと思います」そんな『軽やかな自分、可能性が広がった自分』についての声は多くて、ボディのケア、お顔のケア、フットケアを通じて、みなさんの好奇心を刺激できているんだなあと嬉しくなります。
さて、好奇心と言えば。
体内に燻っている好奇心がうまく作動しないというか発露できない（へんな日本語かしら）というときに、人って理由なく不安になったりいらついたり停滞感を感じるものです。そうなってしまう理由は『発露した好奇心を実現するだけの余裕がいまの自分にはない』と心にフタをしてしまうためだと私は思っています。
アクセルとブレーキの両方をふんでいるような状態ですかね。気力がなくなってしまって、いざ何かに手をつけようとしても本当に進まないんですよね。あーやらなきゃーってアクセルを踏んでみるものの、がっつりブレーキをかけちゃってるもんだから体力の消耗だけしてしまってちっとも捗らない。
そういうときはね、ほんっと2分でも3分でも構わないので深呼吸をしてほしいのです。
☆電車の中でも、人が多く賑やかな場所でも、立っていても座っていても大丈夫。できます。
①鼻からゆっくりと息を吸い込む。吸い込んだ新鮮な空気が丹田を満たす様子をイメージする。
②口からゆっくりと細く長く息を吐く。体内の余計な熱が呼気とともに排出されていく様子をイメージする。
吸い込んだ、あるいは吐いた息の行方に集中するのがコツで、落ち着いて深呼吸していると呼吸のこと以外に意識がいかなくなります。頭を休めることができるほか、上がった気を下げることにもつながる。
こうしてしっかり落ち着くと、好奇心がするんと表に出てきます。大事なのは、好奇心を実現する・満たすことができるかということよりも、この「するんと表に出てくる」ことのほう。ああ私ってこんなふうに感じているんだ、こんなことに興味を持っているんだと気づくことで、あなたの生きる力・知りたい気持ち・体験したい欲求がぽっぽっと自然に湧いてきて、ブレーキが外れ前進し始めます。
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